糖質を味方につける 健康美の作り方
4月のイベント『糖質を味方につける 健康美の作り方』セミナーを開催しました。
※(糖質制限の正しいやり方。引き締めを推し進める習慣について)というタイトルから、より内容に沿ったタイトルへと変更して開催致しました。



ジムの会員様と管理栄養士としてお仕事をされている方にご来店いただき、最後の質疑応答では、カロリー制限による減量法と、糖質制限による減量法の違いや、食事の時間帯についてなど、沢山のご質問を頂きました。
もう少し、実際の食事メニューを提示するなどの工夫が必要そうなので、次の開催時にはバージョンアップさせて臨みたいと考えています。(次回開催時期は未定)
セミナーの内容の一部を紹介します。
・『カロリー制限の考え方と、糖質制限の考え方の違い。混同して行うのは絶対ダメな理由』
カロリー制限では[三大栄養素の中でカロリーの高い脂質を制限する]事が効率的とされます。糖質制限では[三大栄養素の中で炭水化物(糖質)を制限する]事が有効となります。
この二つを混同した考えの例を挙げると、『鶏むね肉、ささみ、赤身肉、卵の白身だけ、ヒレ肉』などの肉と、『葉物野菜や、もやし』などを積極的に食べ、脂質や糖質を含む食材を避けましょうということになる。このやり方は山田の考えではNGです。
理由は、タンパク質中心のエネルギー摂取に偏り、長期間その食事を続ける事で、腎臓や肝臓の過負荷が避けられないと考えている為です。
美しく、機能的な体つくりの為の食事制限のはずが、人工透析が必要な疾患を抱える事になってしまったとしたら、本末転倒ですよね。
また、健康美を創造するダイエットにおいて必要な栄養素が足りていない状況では、代謝異常が起き、欲求不満になりがちです。大変な精神力を使い、のちに我慢できない強い食欲が湧いてしまい、リバウンドの確率は高くなると言えるでしょう。
カロリー制限の概念は、消費カロリーと摂取カロリーを計算して、あなたに適切な提案をするものです。管理栄養士さんの指導するダイエット方法ではこのやり方が多いですよね。
糖質制限は、主食や果物や根野菜、小麦粉菓子などを制限し、摂取する糖質量を少なくする事で、体脂肪の利用を促すダイエット方法です。
この二つを別々のダイエット方法として認識し、取り組む必要がありますので、ご注意くださいね。
今回のイベントでは、二つの違いを認識して頂いた上て、GI値(グリセミック インデックス)を考慮した食事方法について推奨するお話をさせて頂きました。
また、食べ方のアドバイスでは、出来るだけスープを食前に食べる事をお勧めしました。
手作りが難しい場合を考えて、写真の様なインスタントスープを紹介&プレゼントしました。
現在、数名の方が実施して頂いているようで、前向きな変化のお声を頂いています。
1ヶ月後に数値や、体型の目に見える変化が現れていると良いですね(●´ω`●)
YAMADA BODY MAKE.
管理栄養士
山田 賢児